So-net無料ブログ作成

錦会を観に行きました [OG]

4月29日に行われた花柳流『錦会』に、今年は師匠がご出演ということもあり
(毎年観に行くのだけれど)楽しみに国立大劇場に出かけた

我が師匠の踊りの特徴は、まず品が良いこと
師匠の師匠、花柳壽楽先生から「踊りには自分が出てしまうから、心が大事」
と教わったそうですが、我が師匠の踊りには“素”が感じられないんです
完全にその踊りの人物の気持ちになって踊られている、という感じがするのです
完璧な集中力と鍛錬によって完成されている踊りは日々の勤勉さからくるもの
そこに師匠の品格が感じられました

あとは選曲が面白いのです
観るものを飽きさせないような作品をお好みになっているようで
古典にしてはユニークだったり新しかったり、思わず笑ってしまうような
コミカルな場面があったりして、流石だなって思います

大変勉強になりました
現時点での我が踊りには邪念しかないけど。。だんだん真似できたらいいと
思いましたね~せっかく一流の師匠についているのだから・・・

さてさて、もうひとつの楽しみは、宝塚出身の名取さんたち

夜の部(第二部)のチケットだったので、第一部にご出演されていた
宝塚歌劇団出身の花柳楽鳳さんの『保名』は観られなかったが
花柳錦千代さん(貴柳みどりさん)の『豊後道成寺』はバッチリ観ることが出来た

会場中でヒソヒソと「宝塚の人よ」という言葉が飛び交う中、幕が上がり
上手の舞台セット(衣装が衣桁に掛けてあるような)の後から登場する錦千代さん

その姿が見えるやいなや、会場からざわめきが起こった!

美しい・・・!

ザワザワとしたなか、微笑むような表情の錦千代さんの踊りが始まった

お衣装は、濃い紫の地に桜の染めが豪華に入ったお着物で、舞台上の桜と
オーバーラップしていた、そして帯が金だったかな…ちょっと記憶が曖昧ですが…
おかかえの橙色が映えて素敵でした
途中、引っ込んでから黒の羽織りを掛けて出てこられ、またこれが素敵だった

何が素晴らしいかってこの黒の羽織を相手に見立てて踊るところの色っぽさ!
踊りの中によく出てくるこういう架空の相手が、このときほど“本当に見える”
と思えたことは無いって感じ
上目遣いに殿方に言い寄る、っていうのかな、この表情が素晴らしかった

個人的に抱いている高柳みどりさんのイメージが道成寺にぴったり、ということもあり
もう日舞というよりお芝居を観ているように引き込まれましたわい

でも当日更新しなかったものだから、これも書こう、あれも書こうと思っていた
はずの数々をすっかり忘れました

最近、ほとんどのことが短期記憶である・・長いこと覚えていられないの・・・

本日の植物~ペパーミント~

pepamin.JPG

お洒落なカフェのケーキの上に乗っているようなペパーミントと違って
我が家のはワイルドなの。

nice!(1)  コメント(1)  トラックバック(0) 
共通テーマ:演劇

nice! 1

コメント 1

verona

はじめまして。
私は貴柳さんのファンなのですが、今回初めて観に行きました。
日舞じたいは初めて見ました、唄?は何を言ってるかほとんど判らなかったのですが、どの方も飽きることなく見ることができたのは踊る方の表現力や趣向が優れていらしたからだと思いました。
貴柳さんの凄みのある美しさは今も健在でしたね。
by verona (2009-05-01 21:53) 

コメントを書く

お名前:[必須]
URL:
コメント:
画像認証:
下の画像に表示されている文字を入力してください。

※ブログオーナーが承認したコメントのみ表示されます。

トラックバック 0

この広告は前回の更新から一定期間経過したブログに表示されています。更新すると自動で解除されます。

×

この広告は1年以上新しい記事の更新がないブログに表示されております。